子供の背が低いと低身長症!?身長伸ばす治療や方法は?

成長期のお子さんで多い身長の悩み!あまりにも背が低いと低身長症かもしれません。子供の低身長症の治療方法について、整体・手術など詳しく解説しています。

子供の思春期早期症とは?原因と症状を解説します!

思春期早期症とは?考えられる原因と症状は?

 思春期早発症は早く治療しないと、

大事なお子さんの成長が止まってしまい、

「身長が伸びない」(低身長)になってしまう

可能性があります。

 

あまり聞きなれない、思春期早発症とは、

一体どのような病気なのでしょうか?

 

今回は、思春期早発症の原因や男の子と女の子、

それぞれの症状、病院での治療方法について

詳しく解説していきますね^^

 

 

 

思春期早期症とは?なぜ低身長に!?

 思春期早発症とは、わかりやすく言うと、

思春期が2~3年も早くきてしまう症状のことです。

 

それで、思春期早発症は女の子のほうが発症しやすく、

男の子の3~5倍ほど多い傾向があります。

 

思春期早発症では、身長の伸びに関係する骨の成長も

正常な子供に比べて、早く始まります。

 

そのために、一時的には身長が伸びるんですが

骨の成長も急激に進むので「骨端線」が閉じてしまうんです。

 

骨端線が閉じてしまうと、身長は伸びないと言われます。

 

このため思春期早発症は、他の子に比べ、

低身長になってしまうということなんです。

 

 

思春期早期症の症状は?男の子・女の子で違う?!

 思春期早期症の症状で女の子に多いのは、

乳房が7歳6ヵ月よりも前に成長しだす、

陰毛やわき毛が、8歳までに生え始める、

初潮が始まるのが、10歳6ヵ月よりも前、

といった症状があります。

 

 

男の子では、10歳までに陰毛が生え始めたり、

11歳になる前に、わき毛やひげが生えたり声変わりしたり、

9歳までに精巣が発育する、などが、

男の子の場合の思春期早期症の症状になります。

 

また、男の子・女の子どちらもですが、

思春期早期症は、身長の伸びは一時的で、

通常よりも早く成長が止まってしまうため、

背が伸びず低身長となってしまいます。

 

 

 

思春期早期症の原因!どうしてなるの?

 思春期早期症の主な原因は2つあります。

 

1つ目は、「中枢性思春期早発症」と呼ばれ、

脳の視床下部にある下垂体(かすいたい)から性腺刺激ホルモンが分泌され、

それにより性腺からの性ホルモンの分泌が早期に起こるため、

卵巣、精巣に命令を送り始めてしまうことです。

 

また、「中枢性思春期早発症」は、脳内の腫瘍や脳炎後遺症、

水頭症などが影響する「器質性中枢性思春期早発症」と、

検査しても異常がなく原因が分からないので、

体質的な問題と考えられる「特発性中枢性思春期早発症」との、

2つにわけられます。

 

2つ目は、「末梢性思春期早発症」と呼ばれ、

副腎腫瘍や性腺腫瘍などが原因による思春期早発症です。

 

 

 まとめ

もしも、お子さんが思春期早発症ではないか?

と感じたら・・・

 

この思春期早発症という病気は、あまり広く知られていないため、

小児内分泌専門医の先生に診てもらったほうが確実です。

 

思春期早期症は、早期に治療しないとお子さんの成長が

止まってしまい低身長のままです。


また、他の子よりも早い時期で、陰毛が生えたり、

乳房が発育してしまうなど、本人は大きなストレスを

抱えることになってしまいます。


それに、もしも病気の原因が脳の腫瘍にあるという場合も

あるかもしれないので、必ず早期発見で治療しましょう。