子供の背が低いと低身長症!?身長伸ばす治療や方法は?

成長期のお子さんで多い身長の悩み!あまりにも背が低いと低身長症かもしれません。子供の低身長症の治療方法について、整体・手術など詳しく解説しています。

研究では身長の遺伝は80%!影響するのは父親・母親?

身長は遺伝で決まる!?研究論文では?

 

「もっと背が高くなりたい!」

「でも、父親も母親も背が低い方だから・・・」

と身長が伸びないのが遺伝だと、諦めてる人は

世の中に沢山いるのではないでしょうか。

 

でも、スポーツ選手で背が高い人がいて、

「ご両親もやっぱり背が高いんだろうな~」なんて

思ってたら、以外にもあまり高くなかった!

という事ってあるので、実際はどうなんでしょう?

 

そこで今回は、身長に関する研究論文などから

「本当に身長は遺伝で決まってしまうのか?」

「どのくらい影響されるのか?」

について、確認していきたいと思います。

 

 

身長の高さは遺伝の影響が8割!?という研究結果を発表!

 

マサチューセッツ工科大学とハーバードの研究者が、

「Nature Genetics」誌に発表した研究結果を要約すると、

ヨーロッパ、北米、オーストラリアなどで、

約25万人分の遺伝データを収集し研究したところ、

身長の高さは80%が遺伝であるそうです。

 

身長には、424の遺伝子領域にある697の遺伝子が

関わっているらしく、骨格成長の重要な調節因子も

含まれるということです。

 

そして、コラーゲンや骨を構成する遺伝子、

軟骨の成分や成長板、大腿骨などを成長させる遺伝子

なども研究で特定され、そのうち約20%は変異しており

個人によって違うということです。

 

今までは、親が背が高いと子供も身長が伸びやすく、

逆に親が低身長だと子供も背が低い子が多い

というように、ある程度は遺伝が関係しているのは、

知られていましたが、この研究によって

身長の高さがどのくらい遺伝の影響を受けるのか?

という事が解明されました。

 

 

身長の高さ!遺伝は父親・母親のどちらから影響?

 

よく「女の子はお父さん似」、

「男の子はお母さん似」という事を聞きませんか?

 

これだと、身長は遺伝の影響を8割受けるので、

男性でお母さんの身長があまり高くないと、

高身長はあまり期待できなくなってしまいますね。

 

では、身長に関していうと父親・母親どちらの

影響を受けやすいのか?

 

実は身長に関するデータでは、

背の高さは、母親の影響を受けやすい

ということです。

 

また、身長の高さは両親からだけではなく、

その上の代の祖父・祖父母などからも遺伝が

影響する可能性があります。

 

 

最後に

身長の高さには、遺伝が約8割も影響を与えています。

 

しかし、残りの2割では親の遺伝の影響を受けずに

身長を伸ばす事ができる可能性が、誰にでもあります。

 

身長の伸びに影響を与える重要なことは、

「栄養」「睡眠」「適度な運動」などの生活習慣です。

 

また、最近ではストレスは身長に良くないと

いわれています。

 

その理由は、脳がリラックスしていると、

成長ホルモンが多く分泌されるからです。


ですから、お子さんの精神状態が不安定ですと、

他の子よりも成長が遅れたり、成長が止まってしまう、

などといったことが起こり、低身長の原因になりますので

注意が必要です。