子供の背が低いと低身長症!?身長伸ばす治療や方法は?

成長期のお子さんで多い身長の悩み!あまりにも背が低いと低身長症かもしれません。子供の低身長症の治療方法について、整体・手術など詳しく解説しています。

高すぎ!身長伸ばす手術の値段!メリット・デメリットは?

どうしても身長を伸ばしたい!!

 

 身長を伸ばすには、睡眠、食事(栄養)、運動などの

生活環境を改善することが大切です。

 

でも、成長期が終わって骨端線が閉じてしまうと、

もうほとんどの人が自然には身長は伸びません!

 

それでも、

「どうしても身長を伸ばしたい!」

というのであれば、手術で身長を伸ばす

という方法があります。

 

それでは、成長期が終わった大人でも

身長を伸ばすことができる手術についての方法や、

費用(値段)、メリット・デメリットなどの詳細を

ご説明したいと思います。

 

 

 

身長を伸ばす事が可能な骨延長手術とは?

 

 現在、身長を伸ばす骨延長手術は2種類あり、

「イリザロフ法」と「ISKD法」とよばれます。

 

この2つのどちらも、足の骨を伸ばすという手術で、

骨と骨の間が自然治癒の力で塞がるのを利用して

骨を伸ばすという骨延長手術法です。

 

 

 

身長を伸ばす骨延長手術「イリザロフ法」とは?

 イリザロフ法は、1951年、ロシアの医師だった、

ガブリエル・イリザロフによって発見されたもので、

もとは骨疾患の子供の為に用いられた治療法でした。

 

人工的に脚の骨を削り、脚の周囲に創外固定器を取り付け、

外から創外固定器のネジを回すことで、1日に約1ミリずつ

骨の隙間を広げることにより、骨が伸びて行き、

身長が伸びるという方法です。

 

 

【メリット

 

・劇的な効果が得られる

・体への影響が少ない

・感染した場合も対処が簡単

・早期リハビリの開始が可能

 

 

【デメリット

 

・痛みが激しい

・術後の傷跡が目立つ

・合併症が25%と高め

・手術前より運動能力の低下

・皮膚、筋肉、骨、関節の感染

・ピンやワイヤー部分からの感染症

 

 

【費用】

 

美容目的では保険対象外となり自費です。

国内で手術を行う場合の費用は、550万円程です。

 

 

  

身長を伸ばす骨延長手術「ISKD法」とは?

 ISKD法は、近年、アメリカで主流になっている

骨延長法で、イリザロフ法よりも新しいです。

 

イリザロフ法と同じように、骨の自然治癒力を利用し、

骨を伸ばす手術法でですが、違いは伸ばし方にあります。

 

ISKD法では、骨の空いている箇所に器具を入れ込み、

外部から磁力の力を利用し骨を引っ張って伸ばす方法です。

 

 

 

【メリット】

 

・術後に傷跡になりにくい

・イザリロフ法よりも感染症のリスクが少ない

・イリザロフ法よりも痛みが軽い

・医師の技術に左右されない

・術後すぐに動くことが出来る

 

 

【デメリット】

 

・アメリカ以外で実地している国が少ない

・費用が高額

・イザリロフ法に比べ伸ばせる長さが短い

・イリザロフ程技術が発展していない

 

 

【費用】

美容目的では保険対象外となり自費です。

両足で1000万円前後と高額です。

 

 

 

身長を伸ばす手術について

 今回ご紹介した、身長を伸ばす手術方法は、

日本国内において美容目的で行っている病院・クリニックは、

まだまだ少ないですし、手術費用もかなり高額です。

 

 

海外では、これら骨延長手術を日本よりも安い値段で

行っている病院が多数あり、300万円から行えるらしいです。

 

 

そのため、海外で手術を受ける人もおられますが、

海外で手術を受け、言葉の壁や術後などのトラブルにより、

日本に帰国され国内の病院に相談されるというケースを

聞きますので、よくお考えになられ判断されるべきでしょう。