身長を伸ばす骨延長手術「iskd」法のまとめ!
成長期が終わった大人でも身長が伸ばせる!?
一般的には、成長期が終わってしまえば、
もう身長はほとんど伸びる事が無いといわれています。
ごく稀に成人になっても身長が伸びるという人がいますが、
まずあり得ないと考えておいた方がいいでしょう。
ということは、低身長の人は一生「背が低い」という、
コンプレックスを抱えて過ごさなければ、
いけないのでしょうか?
幸いにも、手術によって身長を伸ばすということが、
現在では可能となっており、以前は病気や怪我で、
どうしても手術が必要な人に対して行われていました。
しかし、このような手術も最近、
美容目的で行う病院が国内でもわずかですが、
出始めていますので、低身長が気になる大人の方でも
身長を伸ばす事が可能となっています。
そこで、今回は「どうしても背が高くなりたい!」
という人のために、身長を伸ばす手術では最新の
「ISKD法」についての手術方法やリスク、
手術費用などについて詳しく解説したいと思います。
身長を伸ばす3つの手術法とは?
現在、日本で行う事ができる主な身長を伸ばす為の手術には、
「イリザロフ法」、「ISKD法」、「デバスチアーニ法」
という3つのタイプがあります。
どのやり方も、もともとある自分の骨を伸ばす、
「骨延長術」という手術法で、術後しばらくすると
外見では、ほとんど目立たなくなるのが大きな特徴です。
また、この3つの手術法には「骨を一度切断する」
という共通点があり、人間の自然治癒力を利用した
再生医療の方法で骨を伸ばすんでそうです。
身長を伸ばす骨延長手術「イリザロフ法」とは?
身長を伸ばす「イリザロフ法」という手術法は、
1950年代から行われており古くからある方法です。
骨を人工的に切断し、ピンを外側から刺して
創外固定器という器具を付け、その後、切断した骨を
1週間程度つけておき、自然治癒によって塞がる作用を利用し、
1日に0.25~1.0ミリずつ伸ばすことができ、
そうすることで、骨の隙間を広げる方法です。
ただし、最も心配されるのが、傷口からの感染症が
起こる割合が高い、というデメリットがあります。
さらに、手術中や術後の骨を伸ばしている過程にも、
激痛が起こるという事です。
身長を伸ばす骨延長手術「ISKD法」とは?
「ISKD法」は基本的には「イリザロフ法」と同じで、
骨の自然治癒力を利用します。
骨を切り取り、骨の中に棒状の器具を入れる手術法で、
この棒状の器具は、外部からの遠隔操作で伸びる、
特殊な金属製のロッドを挿入し、磁石の力で伸ばす方法です。
「ISKD法」のメリット・デメリット
イリザロフ法との違いは、体内に器具があるので、
外見では手術後の傷跡も分かりにくいです。
それに、イリザロフ法では激痛が伴ったのに対し、
ISKD法は痛みも比較的に少ないです。
さらに、イザリロフ法に比べると
合併症や感染症などのリスクも少なく、
また、医師の高度な技術を必要としないので、
トラブルもあまり起きない、という点が
イリザロフ法のデメリットを解消した手術方法と
言えるでしょう。
また、運動能力に関しては手術前よりも低下してしまい、
手術前に比べると80%ほどになってしまうリスクがあり、
その事は頭に入れておいて下さい。
また、デメリットとしては、手術費用が高額で、
国内では、実施している病院が少ないという事です。
ISKD法を行っている病院と費用は?
現在、日本と違い海外では、美容目的で骨延長手術を
行う病院は多いので手術費用が安く抑えられるという、
メリットがあります。
しかし、日本語が通じないこともあり、
コミュニケーションが取れないのが問題点です。
日本でも、骨延長手術を行う病院は結構ありますが、
ただ、美容目的で手術を行うとなると、
なかなか見つかりません。
それでは、身長を伸ばす手術ISKD法は、
日本国内でも受けられるのでしょうか?
イザリロフ法は、すでに日本以外にも全世界で
実施されている手術方法なんですが、ISKD法の場合は、
アメリカで主流となっている手術方法です。
日本でISKD法を実施している病院はまだ少なく、
今のところ表立ってISKD法を行うのは、
「しらゆりビューティークリニック」です。
ISKD法で両足の手術を受ける場合には、
個人差がありますが、費用は1000万円くらいと、
かなり高額な費用がかかります。
身長を伸ばす手術のまとめ
日本で、美容目的で行う病院はわずかしかありませんし、
費用が高いのが現状です。
それは手術費用が高いことに加え、保険適用外となるため
満額を自己負担するからなんです。
このように、身長を伸ばす手術については、
手術中などの痛みや感染症、高額な費用など
という問題点が多くありますので、
「身長を伸ばす手術をしたい!」とお思いの方は、
何度もカウンセリングを受け慎重に考えてから
骨延長手術を行ってください。