子供の背が低いと低身長症!?身長伸ばす治療や方法は?

成長期のお子さんで多い身長の悩み!あまりにも背が低いと低身長症かもしれません。子供の低身長症の治療方法について、整体・手術など詳しく解説しています。

身長は遺伝で決まる?論文や研究での見解は?

身長が伸びないのはやっぱり遺伝のせい?!

 

「うちの親はどっちも背が高くないから仕方ないか」

と、自分の身長が伸びないのは、遺伝のせいだと

諦めてはいませんか?

 

そもそも、身長って本当に遺伝するのでしょうか?

 

そんな疑問について、身長と遺伝の関係を知るうえで、

発表されている論文や研究結果を参考にして、

お伝えしていこうと思います。

 

 

身長と遺伝子の関係性とは?

 

Exciteニュース 

25万人のデータから、身長と遺伝子の関係性を解明

「背の高さは80%遺伝で決まることが発覚」

 

 

この研究では、25万人ものデータから分かった事は、

身長の伸びは、遺伝によるものが80%で、

残り20%は、私たちの生活環境などによって

決まるという事です。

 

また、今回の研究で確認されたことは、

私たちの身体の骨格や、軟骨の発育については、

遺伝子が関係しているほか、成長ホルモンの分泌と

活性にも大きく関わっているということです。

 

以前は、身長と遺伝の関係って確か・・・

約25%だったと記憶しているんですが、

80%もあったなんて!

 

でも、身長が遺伝である程度決まっちゃうなんて、

なんだか嫌ですが、「頑張ればなんとかなる」

ともいえる数字でもあるんですよね^^

 

両親が背があまり高くないのであれば、

残り20%に期待して、子供が小さいうちからでも、

成長ホルモンが分泌されやすくなるといわれる、

睡眠、バランスのとれた食事、運動などに

気を配ってあげることで、お子さんが身長で悩む

ことも少なくなるのではないでしょうか?

 

 

両親の身長から自分の身長を予測できる計算式

 

ちなみに、最近ではご両親の身長から、

お子さんが「どれくらいの身長になるのか?」

という事が予測できる計算式があるんですよ^^

 

 

男の子 =(お父さんの身長 + お母さんの身長 + 13) ÷ 2 + 2

女の子 =(お父さんの身長 + お母さんの身長 - 13) ÷ 2 + 2

 

(例)男の子 お父さん160cm お母さん153cm


  (160+ 153 + 13) ÷ 2 + 2 = 165cm

 

と、いうようになりますが、

この計算、私も自分や妹を当てはめてみましたが、

実際の身長に近い数字になりましたよ。

 

 

身長は努力すれば伸びる可能性がある?!

 

今回の、身長と遺伝に関する研究論文では、

将来の身長は遺伝により、親の身長からある程度、

決まってしまうという事がわかりました。

 

でも・・・

 

それは、子供の頃に何も努力しなければ、

というわけで、先ほども言いましたが、

身長は生活環境によって伸びる可能性が

大きく変わりますから、

 

「お父さんも、お母さんも背が低いから・・・」と、

思われているご両親の方、

 

「背が低いのはどうせ遺伝だから・・・」と、

諦めちゃってる男子、女子には、

背が低いのは遺伝だけじゃない!から、

諦めてほしくないということです^^

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

成長ホルモン注射の費用はいくら?保険制度も知りたい!

成長ホルモン注射の費用は?保険制度で安くなる?

お子さんが背が低くて、病院で診てもらったとします。

 

それで、病気が原因の「低身長症」であった場合、

ある特定の条件を満たせば、その治療費は保険が適用されます。

 

今回は、そんな低身長症の治療である、

成長ホルモン注射についての費用や制度をご紹介します。

 

成長ホルモン注射の費用はいくら?

 

低身長症の治療である成長ホルモン製剤は、

とっても高価なものですし、治療期間も長期なので、

月に何十万と薬代がかかります。

 

保険が適用でも、3割の負担ですから結構な

金額になりますよね!

 

金額の負担が大きい為に、お子さんの成長が気になるけど、

治療にふみきれない、ご家族の方も多いのではありませんか?

 

 子供の低身長症!成長ホルモン療法には健康保険が適用される!?

先程ある条件を満たせば、保険が適用されると

いいましたが、成長ホルモン分泌不全症でいうと、

「低身長」の原因がこれらの病気によるものと認められた場合です。

 

・成長ホルモン分泌不全性低身長症

・SGA性低身長症

ターナー症候群による低身長症

プラダー・ウィリー症候群による低身長症

・ヌーナン症候群による低身長症

・軟骨異栄養症(軟骨無形成症や軟骨低形成症)による低身長症

・小児慢性腎不全による低身長症

 

 

そして、子供の身長の伸び率が、「-2.5SD以下」の場合です。

 

また、1年ごとに更新するのですが、

治療継続基準を満たしていなければいけません。

 

そして、成長ホルモン注射をうてる期間は、

男子で156.4cm、女子では145.4cmまでとなります。

 

これらの基準をクリアしていれば、高額な成長ホルモン注射を、

健康保険の適用で3割の負担で抑えられるのです。

 

 

成長ホルモン療法(注射)の費用負担制度は?

「高額療養費制度」

月に支払う医療費が、一定の金額を超えた場合に

超えた分の医療費が、3ヶ月後に戻ってきます。


対象は、本人だけでなく、同一世帯も認められます。

 

 

「小児慢性特定疾患治療研究事業」

国が設けている制度で、厚生労働省が定めた疾患で、

ある一定基準を満たした場合に適応されます。

 

有効期間は1年間で自己負担限度額を超えた治療費を、

都道府県が補助してくれます。

 

 

「乳幼児医療助成制度」、「義務教育就学児童医療助成制度」

あなたがお住いの各自治体によっては、

「乳幼児医療助成制度」や「義務教育就学児童医療助成制度」など、

医療費を補助してくれる制度がある場合があります。

 

 

 

成人の成長ホルモン注射費用はいくら?

子供の頃に低身長症と言われたが、治療せずにいて

成人で小人病などの低身長に悩む方がいますが、

成人の成長ホルモン注射費用はいくらなのでしょうか?

 

成人の場合では、保険が適用されませんので、

約300,000円とかなり高額でしたが、

2006年4月より、成人成長ホルモン分泌不全症の補充療法が、

認められたので、保険がきくようになりました。

 

 

 

 

成長ホルモン注射!治療目的以外の副作用は?

注意が必要!成長ホルモン注射の副作用とは?

背が低いと「低身長」と、よく言いますが、

低身長が病気であるとは、必ずしも限りません。

 

身長が伸びない理由には、様々な要因があり、

このうち成長ホルモンの分泌不足によって、

背が伸びないことを「成長ホルモン分泌不全性低身長症」と、

呼んでおり、成長ホルモンの注射が治療方法です。

 

また、成長ホルモン注射は低身長症の治療以外にも

例えば、アンチエイジングやバストアップなどの

美容目的でも使用されています。

 

今回は、そんな成長ホルモン注射について

使用する目的と副作用などを調べてみましたので、

ご紹介したいと思います。

 

 

低身長の子供の身長を伸ばす!成長ホルモン注射

 お子さんの身長が同年代の子にくらべ、

あまりにも、背が低いと感じられた場合、

もしかしたら、「成長ホルモン分泌不全性低身長症」

という病気かもしれません!


「成長ホルモン分泌不全性低身長症」は、

成長ホルモン注射で、お子さんの足りない

成長ホルモンを補う治療方法をします。

 

成長ホルモン療法の注射による副作用は?

 

低身長の治療には成長ホルモン注射が治療法という

ことは分かって頂けたと思いますが、大事なお子さんの

身体に副作用などの害はないか、本当に安全か・・・

心配ですよね?

 

それでは、成長ホルモン注射に副作用がないのかを、

見ていきましょう。

 

子供の低身長を治す、成長ホルモン療法とは、

お子さんの身体の中に不足しているホルモンを

補うことです。

 

成長ホルモンは、本来身体にあるものですから、

注射しても安全ですし、副作用はほぼないといえるのですが、

まれに、体質により副作用がでる可能性がゼロとは

言えないので注意が必要です!

 

その時は担当の医師に相談してください。

 

・治療初期の頭痛

・骨や関節のトラブル(成長痛かも?)

・むくみ

・肝障害

 

 

成人でも成長ホルモン注射はうてる?

成長ホルモン注射は身長を伸ばしたい子供だけでなく、

美容が目的でも大丈夫なのでしょうか?

 

 

成人でも成長ホルモン注射をうっても大丈夫です。

 

でも、低身長症などの病気が目的でないと、

保険が適用されませんので、費用はビックリするくらい

高額ですよ。

 

 

 

個人輸入による成長ホルモン製剤は注意が必要!

 

正直、個人輸入された成長ホルモン製剤は信用できません!

 

その理由は、投与の仕方にしても、安すぎる価格にしても、

効果はまず期待できないでしょう。

 

また、「効果が感じられない」と、投与量を増やし過ぎても、

多すぎると筋肉痛になる場合が多く、以下のような

副作用がでる場合があります。

 

手根管症候群

・浮腫

・血圧上昇

・左室肥大

・耐糖能障害

 

子供の成長ホルモン分泌不全低身長症は診断から!?

子供の低身長!心配なら診断してみては?

 

お子さんの「身長が低い」とやっぱり不安になりますよね?

 

特に運動会や少年団、その他の学校行事などで、

他のお子さんと一緒に居たりする時なんかに、

「うちの子本当に大丈夫かしら?」なんて、

心配されるお母様は多いのではないでしょうか。

 

ここでは、低身長のお子様をお持ちで、

「心配だから、一度病院で診断してもらおう」

と、お思いのお母様のために、

成長ホルモン分泌不全低身長症について、

どんな病院で診断するのがいいのか?

 

また、診断の内容や持ち物などについても、

調べてみましたので、ご覧ください^^

 

 

子供の低身長症はどこで診てもらうのがいい?

 

それでは、お子さんが低身長症かどうかを診てもらう

病院についてですが、精密な検査が受けられる大学病院、

もしくは、低身長の専門医である医院で診てもらうのが、

お子さんにとって望ましいでしょう。

 

それは、近所の小児科や総合病院では、

検査をしても「正常範囲ですから問題ありません」

などといわれ、経過をみて様子をみるという事が

よくあるということです。

 

これでは、お子さんの身長が伸びない原因が

病気であった場合に治療が遅れるだけです。

 

子供の成長期は3歳~17歳くらいといわれ、

その間は、骨が伸びていく部位の骨端線が残っていれば、

成長ホルモンが作用することで、身長がアップします。

 

ですから、もしも低身長症という病気であるなら、

成長期が終わるまでに成長ホルモンを投与して

あげなければ、子供の身長は伸びないのです。

 

 

 

成長ホルモン分泌不全性低身長症の検査と診断

 

まず、お子さんの身長がクラスで1番低いからと、

いうだけで低身長症という病気だと判断してはいけません。

 

低身長症の基準は、「SDスコア」(SD=標準偏差

という数値で判断します。

 

SDとは「平均からどれだけ離れているか」を示し、

低身長症を調べるために「標準成長曲線」を

参考にし、子供の身長を当てはめるんです。

 

このとき、実際の身長が「-2SD」以下であると、

低身長症の可能性が高いと判断されます。

 

※「-2SDを下回っていたから」といって、

 低身長症だとは限りません。

 

 

 

成長ホルモン分泌不全低身長症!初診時の準備

 

初診時には、お子さんも緊張されていますし、

いろいろと、大変です!

 

その為にも、事前に準備しておくことが望ましいので、

用意しておくといいものを紹介しますね^^

 

母子手帳

・お子さんの健康手帳

・保険証・医療証

・紹介状

・成長曲線

 

 

 

はじめに行う低身長症の検査

 

1・成長曲線を正確に描きます。
 
2・手の骨のレントゲン撮影
 
3・血液の検査

 

 

 

 

 

 

低身長症ホルモン注射の効果と副作用を検証!

低身長症は子供の背が伸びない病気!?

お子さんの身長が低い理由には、両親の背が低いなどの

遺伝はもちろん、生活環境によるものがほとんどですが、

まれに成長ホルモンの分泌が正常ではないために、

身長を伸ばせずにいる事があります。

 

このような病気が原因で低身長の場合には、

低身長の治療を受けることで身長を伸ばすことは、

十分に可能です。

 

 

身長が伸びない!低身長症の種類

 

・ホルモンの病気

 成長ホルモン分泌不全性低身長症

 甲状腺機能低下症


・低身長を伴う症候群

 ターナー症候群やプラダ

 ウィリー症候群


・骨の病気

 軟骨無形成症

 軟骨低形成症


・慢性腎不全性低身長症


・心疾患、腎疾患、代謝疾患、糖尿病


心理的要因

 愛情遮断症候群など


・体質的

 SGA性低身長、家族性低身長、特発性低身長


・思春期早発症に起因する低身長

 

 

ホルモンの投与で治療ができる病気

 

低身長症で成長ホルモンを投与することで、

治療できるのは、成長ホルモン分泌不全性低身長、

ターナー症候群、プラダー・ウィリー症候群、

慢性腎不全性低身長症です。

 

また、甲状腺機能低下症の治療では、

甲状腺ホルモンを投与します。

 

 

成長ホルモン注射!治療の効果は?

 

本人の病気や個人差にもよりますが、成長ホルモン注射を

始めた場合、初めの1年間に大きく治療の効果がでやすく、

身長の伸びは、1.5~2倍ほどになり、その後は徐々に

落ち着くものの、正常な値に近付いていきます。

 

ホルモン剤注射の種類と副作用は?

 

成長ホルモン剤には様々な種類があり、

ジェノトロピン、ノルディトロピン、ヒューマトロープ、

グロウジェクトなどがあります。

 

 

成長ホルモンは、分かりやすく言うと、

もとは私たちの体内でつくられているものです。

 

ですから、安全で、副作用はまずないと言えます。

 

しかし、稀にそれぞれの薬に副作用が起こりうる

という可能性がありますので、ご説明します。

 


・ジェノトロピン 

皮膚に赤い発疹ができる
頭痛、吐き気
疲れやすい
かゆみ


・ノルディトロピン

多量の汗をかく
頭痛、吐き気
関節痛
体の腫れ


・ヒューマトロープ

全身の痛み
関節痛
手のしびれ
頭痛、吐き気


・グロウジェクト

疲れやすい
手の震えや痙攣
体重の減少

 

 

これらが、低身長症ホルモン注射で

起こりうる、副作用の一例です。

 

また、治療する人の状態にもよりますので、

人により副作用が出ない場合もありますし、

どの程度でるのかもわかりませんので、

心配がある場合には、担当の医師にご相談ください。

 

 

低身長症のホルモン注射にも種類がある

 

実は製剤だけではなく、注射にも種類があり、

病院で使用している注射器での投与は、

「1ml注射器」を使用しています。

 

これに対して、自宅での注射は「ペン型注射器」で、

本人やご両親でも投与しやすく痛みも殆どありません。

 

 

成長ホルモンの注射はいつがいい?

成長ホルモンの注射はいつが良いかというと、

ほぼ、毎日行うのがいいでしょう。

 

それは、成長ホルモンは毎日分泌されるものなので、

成長ホルモンの注射も毎日が良いという事なのです。

 

そして、毎日少しずつ注射した方が効果が期待でき、

まとめて注射するよりも副作用が出にくいようです。

 

また、時間は何時が良いかというと、

夜間(22時~2時)に成長ホルモンは多く分泌されるので、

このことから、お子さんの寝る前にホルモン注射を

行うのがいいと言えます。

低身長症の治療で使用する薬はどんなもの?

子供の身長が伸びない!低身長症なの?

 

身長は成長ホルモンの分泌が重要だと言われています。

 

なぜかというと、骨が伸びる=身長が伸びるという事で、

成長ホルモンは成長期に多く分泌されると骨が伸びるんです。

 

成長期には、この成長ホルモンが正常に分泌されないと、

身長が伸びないという事になってしまいます。

 

このように、成長期であるのに病気が原因で

身長が伸びない事を低身長症といいます。

 

 

低身長症の治療法は?

 

では低身長症の治療法とは、どの様なものなのでしょうか?

また、治療薬についても知りたいところですね。

 

現在、子供の低身長症の主な治療方法では、

ホルモン治療が行われており、成長ホルモンが

身長を伸ばす薬として低身長症に応用されています。

 

子供の成長期には、骨端線と呼ばれる部位があり、

この骨端線に成長ホルモンが作用することで、

骨が伸びて身長も伸びるというわけなんです。

 

成長期が終わると、この骨端線が閉じてしまうので、

成長ホルモンを投与できるのは、成長期の間だけしか

無いという事になるんです。

 

 

低身長症の治療法!成長ホルモン注射の効果は?

 

だいたいは、治療を開始した最初の1年間に最も効果があり、

4~8㎝伸びるとの報告があります。

 

その後、効果は減少していきますが、

平均値に近づいていくみたいです。

 

 

低身長症の治療薬はなぜ注射なの?

 

 

では、どうして低身長症の治療では注射なのかと言うと、

成長ホルモンはタンパク質で内服してもお腹で分解されてしまい

無効となるので効果を発揮できません。

 

ですから、週に6~7日、ペン型の注射器で成長ホルモンを

注射する事になります。

 

また注射は、在宅で本人や家族が行う事ができるので、

わざわざ、病院に通院する必要はありません。

 

 

どうすれば成長ホルモン注射が受けられる?

 

この成長ホルモン注射の治療ですが、

誰でも受けられるというわけではなく、

どうすれば低身長症の治療が受けられるのか

説明したいと思います。

 

お子さんが低身長で病気を疑われるなら、

まずは病院で診察し以下の事を検査してください。

 

・身長が平均よりも極めて低いこと


・骨端線が残っていること


・成長ホルモン負荷試験を受けて認められること

 

このように、病院の診断がないと治療はできません。

 

そして、「成長ホルモン分泌不全性低身長症」など

診断結果が必要になります。

 

 

成長ホルモン注射に副作用はない?

成長ホルモンの治療は、もともと身体の中に不足している

ホルモンを補うという治療法です。

 

ですから、安全ですし副作用はまずありませんが、

体質などにより、頭痛・はきけ・発疹などが

起こることが稀にあるみたいです。

 

また、毎回おなじところばかりに注射をしていると、

その部分が、凹んでしまうという事がありますので、

場所を替えて注射するようにしましょう。

 

 

 

子供の低身長症の治療法!治療の効果はどうなの?

子供が背が低いと病気なの?低身長症とは?

 

子供の背があまりにも低いと、

「もしかしたら、うちの子病気なのでは?」

と、お思いになられる方も多いのではないでしょうか。

 

ここでは、低身長症について調べてみましたので、

ご説明していきたいと思います。

 

身長がクラスでも前から1,2番の低さ、

周りの子とくらべても、自分の子が極端に低いなど、

そのような低身長は、病気が原因であるとは限りません。

 

低身長はもちろん遺伝も関係しますが、

お子さんの生活環境やストレスなどにより、

身長が伸び悩んでいるのかもしれません。

 

このように、背が低い理由には様々な要因があり、

そのなかでも病気が原因で低身長になっていることを、

「低身長症」と呼んでいます。

 

 

低身長症の種類と治療法は?

 


低身長症といいますが、低身長症には種類があります。

 

そして、低身長症は原因により治療法がそれぞれ違います。

 

 

・成長ホルモン分泌不全性低身長症


成長ホルモンの分泌される量が少なすぎるため、

身体の成長が悪くなる病気です。

 

よく、低身長症は成長ホルモンの分泌が悪いからと、

思われていますが、成長ホルモン分泌不全性低身長症は

全体の5%にすぎません。

 

 

成長ホルモン分泌不全性低身長症の治療方法は?

 

成長ホルモン分泌不全性低身長症は、

注射により不足している成長ホルモンを投与します。

 

成長ホルモンの投与は、週に6~7日で、

在宅で本人または家族が注射することが可能です。

また、注射器は極細の針なので、お子さんでも自分で

注射できるように考えられています。

 

 

 

甲状腺機能低下症

 

甲状腺機能低下症とは、血液中の甲状腺ホルモンが

不足し分泌が悪いため活動性を下げる病気で、

小さい子供によくみられる先天性では

クレチン病ともいいます。

 

 

甲状腺機能低下症の治療方法は?

 

甲状腺ホルモンを投与する治療法ですが、

注射ではなく内服療法で、だいたいは、

1日に1~2錠を飲みます。

 

その後、甲状腺ホルモンの補充は、

バランスを見ながら減らしていきます。

 

 

 

この他にも、これらの低身長症の場合に、

成長ホルモン注射が保険適応で行えます。

 

ターナー症候群
・軟骨異栄養症(「軟骨無形成症」「軟骨低形成症」とも)
・慢性腎不全性低身長症
プラダー・ウィリー症候群
・SGA性低身長症

 

 

 

子供の低身長症!治療の効果はどれぐらい?

成長ホルモンの分泌が不足して起こる、低身長症ですと

成長ホルモンを投与することで、およそ1年で身長はぐんぐん

伸びるでしょう。

 

そして、身長の伸びは緩やかになりますが、

治療を続けていれば、身長を正常な値に近付ける

ことができます。

 

しかしながら、このような効果が期待できるのは、

お子さんの年齢が3歳から思春期までの成長期の間で、

すでに身体の「骨端線」が閉じてしまっていては、

治療を始めたとしても、効果は期待できません。

 

 

以上が、低身長症の治療法についてでした。

 

お子さんの身長の伸びが遅く感じられるならば、

すぐに病院などで診てもらい、低身長の原因が病気なのか?

という事を確認されてください。